睡蓮鉢が我が家にやってきました

睡蓮鉢5

皆さまいかがお過ごしでしょうか。依鳩は未だに在宅勤務が続いており、今週は休暇扱いとなっております。どうしても家にいる時間が増えるので、少し生活に潤いが欲しくなり、「睡蓮鉢」というものにチャレンジしてみることにしました。

睡蓮鉢とは?

睡蓮鉢とはその名の通り睡蓮を育てる鉢のことですが、水を張って睡蓮だけを育てると、鉢がボウフラの巣窟になってしまうことは容易に想像できるかと思います。そのために、睡蓮鉢にメダカなどを入れることでボウフラの発生を抑えつつ、簡易ビオトープのようなものにすることも一般的に行なわれています。依鳩もその例に倣い、ヒメダカなどを入れて睡蓮鉢を作ってみようと思います。と言うよりは、先にメダカが飼いたくなり、検索しているうちにたどり着いたのが睡蓮鉢という形態だったというのが正直なところです。

なにぶん初心者のため、検索で引っかかったはじめての睡蓮セットをネット通販で購入することにしました。いろいろセットになっていて、これさえ買えば一通りのものが揃いそうです。慣れてきたらいろいろ買い足していこうかと。

睡蓮鉢のセッティング

ネット通販で植物や生体を購入したことがなかったので正直非常に心配でしたが、結論から言うと搬送中に死んでしまった個体もおらず、届いた当日にすぐ睡蓮鉢をセッティングできました。

睡蓮鉢到着

こんな感じのダンボールでどかんとやってきました。

生体の到着

生き物たちはこんな感じでパックされた状態で届きます。

ヒメタニシ

ピンボケですがヒメタニシ、そしてミナミヌマエビも水質維持のために同時に購入、睡蓮鉢でヒメダカさんと共同生活してもらいます。

水合わせ

説明書を読みながらセッティングしていきます。鉢に土を入れ、睡蓮やインスタントビオトープ(背が高めの植物たち)のポットを配置し、水を張り、浮き草を浮かべます。ホースのジョウロモードで水を入れたのですが、細かい土が舞い上がってしまい、しばらくの間真っ茶色になってしまいました……もう少し丁寧に水を入れると良さそうです。セットの中にはカルキ抜きやバクテリアを追加する薬剤、睡蓮のための固形肥料なども入っているのでそれらも投入しておきます。
そして生き物たちの水合わせを行ないます。彼らが入っている水と睡蓮鉢の水の温度を近づけるために、パックごと睡蓮鉢に投入します。パックが大きくて睡蓮が窮屈な状態になってしまいましたが、少々我慢してもらいましょう。
しばらくしてから(2時間ほど置きました)パック内に睡蓮鉢の水を入れて水質を均した上で、ネットで掬って生体だけを睡蓮鉢に投入します。もともとの水は病原菌などの悪いものが入っている可能性があるので捨てた方がいいそうです。

そして近所の養魚場でカボンバ(金魚藻の一種)も購入して投入しました。カボンバは錘としてついている鉛を取った上で、土に植えると根をはって成長してくれるとのことです。小さい頃金魚の水槽に水草を入れた時は、知らずに錘をそのままにしていたような……。

ということで、ひとまず整いました!

睡蓮鉢3

投入した直後からメダカたちは元気です! タニシもうにょうにょ動いていますし、ミナミヌマエビは殻についたコケを食べようとタニシにたかっています。

針子

しばらくして鉢を覗き込んでいた母が気がついたのですが、なぜか「針子」と呼ばれる小さなメダカの赤ちゃんらしきものが泳いでいました。写真中央に小さく写り込んでいるのですがわかりますでしょうか……?
先ほど書いた通り運搬されてきた水は捨てたので、ここに入り込んだ経路が謎です。水草などについていたのでしょうか。すぐに何処かへ隠れてしまい隔離できなかったのですが、大きなメダカたちに食べられないことを祈っています……。

ここまでが昨日の話。今日はメダカたちにエサをあげてみました。セッティングした当日にエサをあげてしまうと消化不良になってしまうことがあるそうなので、エサは翌日からあげましょう、と説明書にありました。

睡蓮鉢2

問題なくバクバク食べているようです。このまま安定して育ってくれますように!

今後の心配事

とりあえずこれで睡蓮鉢はセッティングできましたが、このままずっとうまくいくとは限りません。気になっていることとしては、

夏の暑さ:これから気温がグングン上がっていきます。今日も暑かったです。睡蓮は直射日光に当てないと花を咲かせないようですが、そうすると水温が上がって水中の生き物たちが音をあげてしまいそうです……
水質の悪化:ヒメタニシやミナミヌマエビがいるのでリスクは多少減っていますが、水質が悪くなって酸欠や病気などになってしまうことは避けたいところです。
:特に夜間ですが、野良猫が通りかかることがあるので、荒らされないか心配です。カラスなんかも狙ってきそうですね。
ヤゴトンボが卵を産み落としていき、順調に成長すると当たり前ですがヤゴになります。ヤゴはメダカの天敵。バクバク食べられないか心配です。

といったあたりでしょうか。なぜか5匹いるはずのヒメタニシがどうみても4匹しかいなかったり(土に潜ったりするのでしょうか?)とすでに波乱の予感……(汗)。自然のことなので、さらに予想だにしないアクシデントも起こると思いますが、できる限り早めに対処していきたいと思います。
うまくいけばそれぞれの生き物が増えていったり、睡蓮の花が咲いたりすると思いますので今から楽しみです。

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