おもバザハンズ、COMITIA137の振り返り&2021秋の出展予定
またまたご無沙汰しております。ご無沙汰しているうちに、池袋ハンズでのイベント「おもバザハンズ池袋」、そしてCOMITIA137が終了してしまいました。まずはこの2つのイベントの振り返りから始めていきたいと思います。
おもバザハンズ池袋
正式な名称は公式サイトによると「おもしろ同人誌バザールin東急ハンズ池袋店 ~東急ハンズ池袋店、最初で最後の同人誌祭~」。タイトル通り、10月に閉店してしまう東急ハンズ池袋店にて、新宿でのおもバザハンズと同様に資料系同人誌の委託書店を出してしまおうという試みです。前回との相違点としては、期間が3週間以上と非常に長かったことがまず挙げられます。そして出せる本の種類は1サークルあたり3種類に絞られました。と言っても主催側のオペレーションも大変でしょうし、このくらいがちょうどいいように感じました。当サークルからは「水兵服讀本・改」「ノイジードバトウェーブ」「モダン流行語辞典を讀む」の3冊を委託いたしました。
期間が長いということで、どのくらいのペースで売れるのかは出展者側はもちろん主催者の皆様も含めて予測不可能な状態でしたが、いざイベントが始まってみると、予想以上の大盛況! なんと初日で新宿の時の最大売り上げを越えたそうです。
当サークルの本では特に「モダン流行語辞典を讀む」が多くの方にお迎えいただけたようで、最終的にはこのイベントの売り上げ冊数ランキングで11位にランクインしたそうです! 売れる本はすなわちいい本、という訳ではないと思いますが、売れたということは多くの方に読んでいただけるということに他なりませんので、大変ありがたいことと感じております。お買い上げいただいた皆様、ありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。
COMITIA137
そして9/20(月・祝)はCOMITIA137でした。最近なかなか制作時間が取れず新刊は用意できませんでしたが、多くの本を頒布することができました! 前回のCOMITIA136の時は少し寂しい感じもありましたが……今回は参加者数がコロナ前の水準にかなり戻ってきた印象でした。感染対策に引き続き気をつけるのはもちろんですが、その中でも少しずつコロナ前の日常に戻っていければいいですね。
今後の2021秋のイベント出展予定
それでは最後にこの秋の出展予定をまとめておきます。
【出展確定】
・11/3(水・祝) おもしろ同人誌バザール11@神保町
・11/23(火・祝)第三十三回文学フリマ東京
【抽選結果待ち】
・11/21(日)COMITIA138
11月に怒涛の3イベントです。新刊を今度こそ!出したい!と思っております。出したい本のネタはいろいろあるのですが……最優先で取り組んでいるのはCOMITIAでチラシも配布させていただいた「水兵服讀本」の第四號でございます。今回のテーマは「戦前の女学生」。女学生の制服としてセーラー服が制定されるようになった、その黎明期にスポットライトを当てる予定です。ご期待くださいませ。
コロナは相変わらず猛威を振るっています。バーチャルで済むことはどんどんオンライン化されているこの頃ですが、代えが効かないものも当然あります。我々にとっては即売会もそのようなものの1つです。気兼ねなく試し読みしていただきたいので、ブースではあまり積極的にお声がけはしていないのですが、それでも作った本を実際に読んでくださる方に直接渡すことができる、そしてなぜ我々の本に興味を持っていただけたかなどのお話ができるのはとても嬉しいことです。そして他の出展者の方々の魅力的な本たちに出会い、読むことで、我々もまた新しい本を作りたいというモチベーションに繋がっていきます。
すべての物事がコロナ前に戻る、ということはもうないのかもしれません。まだリアルイベントはコロナの影響を受け続けると思いますが、ご無理のない範囲で、どこかでお会いできればと思います。